雑穀米について
雑穀は、食物繊維・ミネラル類が多く含まれています。また、抗酸化作用があるポリフェノールも多く含まれています。白米の栄養素は、でんぷん質とタンパク質ですが、その白米と同じ量で比べると、雑穀米は低カロリーです。
スーパー等で雑穀を購入しを白米に入れて炊くだけと手軽に調理できいただけるようになりました。雑穀もいろんな種類の雑穀があり、ブレンドした「五穀米」や「十穀米」等、玄米も一緒にブレンドされているものもあります。
健康に気を使い簡単に食事に取り入れることでき、注目されている人気の食材です。
食物繊維について
食物繊維は小腸から大腸まで消化、吸収されずに通過していく栄養素です。
健康効果として、腸の活動を良くし、糖質をゆっくりと吸収するなどの健康効果があります。
食物繊維を摂りいれた食事は、よく噛んで食べることで満腹感が得られ、食べすぎ防止につながり、脂質やコレステロールの吸収を抑え、動脈硬化の予防にもなります。
糖尿病では、穀物繊維を摂取することで、日本人の糖尿病をコントロールも有用と考えられています。
日本糖尿病学会より『糖尿病診療ガイドライン2019』
「食物繊維は糖尿病状態の改善に有効であり、炭水化物摂取量とは無関係に20g/日以上の摂取を促す」と示されています。
米２～3合に対して雑穀を20g～30gが目安です
●いつものように白米2～3合をとぎ、炊飯器の目盛りどおりに水加減にします。
●雑穀と水50～60ml（加える雑穀の重さの2倍）を加えかき混ぜます。
(購入した雑穀のパッケージに書かれていると思います)
●30分ほど給水してから炊きます
※硬さ好みで調整してください。
また、腸内環境を整えるには水溶性食物繊維が良いとされていますので、大麦に注目してください。
雑穀６種類の食物繊維と栄養について「2020年の食品標準成分表」より紹介します
玄米と雑穀をブレンドしていただくのもおすすめです。
玄米は精米されていないので胚芽に含まれるビタミン、ミネラル等の色々な栄養素が豊富で、白米より栄養価が高いのです。その豊富な栄養素は便秘やデトックスによる効果、健康や美容にも期待できます。
